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 風の又三郎
 
   監 督 :村山新治
   出 演 :久保賢、石川竜二、
   ジャンル:ドラマ(ファンタジー)
   1957年  日本



 

 ふる〜い映画です。

注)以下、ネタバレだらけです!

【あらすじと感想】
 元は宮沢賢治の短編ですね。
 わたしが小さい時には、多分公の推薦映画だと思いますが上映会がありました。
 何と屋外です! 夜、暗くなってからです!
 家のすぐそばの広場に白い布のスクリーンを張って上映しましたが、無料だったのか? 電気はどうしてたのか?なんて細かい事はもう分かりません。
 
 この映画を覚えているのはやっぱり怖かったせいで、多分村の子供の又三郎に対するイメージシーンだと思うんですが、又三郎が宙に浮いて手足を歩くように(平泳ぎのように)動かしているシーンが幽霊か怪物のように見えたんです。
 他は主題歌を覚えてましたけど。
 いったい何歳の時見たんでしょ?

 観てみたら、たしかにあのシーンがあったんです、嬉しかったですよ!

 全体もザッと観たんですけど、ストーリーはよくわかんなかったです。
 でも、昔の日本ってこうだったんだな感いっぱいです。
 一番びっくりしたのは、学校の子供たちが川遊びをするところで、小さな男の子は素っ裸、女の子も上半身裸なんです!
 昔はおおらかだったんですね 〜 。
 確かに、父にはそんなところも多少あったかも知れません。
 宮沢賢治がこれを書いた背景は知りませんけど。

 ちょっと前の日本の雰囲気が知りたいときにはどうぞ!


  2019.02.    ................ 傑作映画館の目次ページへ